小泉進次郎議員は、たびたび発言が注目されます。
わざと誰かを傷つけるようなものではなく、どれも不思議な言い回しなのです。
今回は、小泉進次郎議員の迷言集を時系列でまとめてあります。
若手議員から、環境相時代の発言まで、どうぞご覧ください。
小泉進次郎 迷言とは?46の数字は浮かんできた⁉
環境相に就任したあたりから、小泉進次郎議員の発言は大きく報じられるようになりました。
しかし発言の内容は、深い意味があるようで、文字にしてみるとツッコミどころが多いのです。
ネット上では、SNSばかりか報道記事まで「小泉進次郎の迷言」として取り上げるようになっています。
今では小泉進次郎議員の迷言の名称は「ポエム発言」として、すっかり定着。
小泉進次郎議員の
「浮かんできたんです46という数字が…」
「news23」に出演したときに飛び出た表現でした。
キャスター(小川彩佳アナウンサー)から質問を受けて、回答を始める小泉進次郎議員。
キャスター(小川彩佳アナウンサー)は困惑気味でした
これだけを切りとられると、思いついただけの数字?となりますよね。
46ってスピリチュアルなの?ととらえる声もありました。
もともと「46」は、2021年4月に菅内閣総理大臣が地球温暖化対策推進本部及び米国主催の気候サミットにおいて表明した数字です。
「2013年度比」で46%削減という意味でした。
これに対して、「目標が高すぎる!」と批判が上がったのです。
当時の小泉進次郎大臣は、説明を求められた立場!
「意欲的な目標設定を評価せず…一方で現実的な数字を出せば、それって低いね(と言われる)」と返しています。
また、「金メダルをめざすと言って、その結果銅メダルだったとき、避難しますかね?」とも例えていました。
「女性自身」WEBでは次のような見出しで取り上げられています。
46%削減の具体策が見えてこないから、不思議?となるのでしょうね。
「太陽光(発電)を置いていきたい」とは言っていたんですけどね。
【時系列】小泉進次郎の迷言集まとめ!
小泉進次郎議員の時系列を判断できる迷言を集めました。
2010年 | ・自由があるのが自由民主党。自由がないのが民主党 |
2017年10月31日 | ・自民党に追い風はない ・単純に野党の自爆能力が高い |
2019年9月17日 | ・30年後の自分は何歳かな? |
2019年9月20日 | ・一緒にノドグロを食べましょう |
2019年9月国連 | ・(日本は)今のままではいけない。だからこそ日本はこのままではいけない |
2019年9月国連 | ・クールでセクシーじゃないと |
2019年9月国連 | ・やっぱりステーキ食べたいですね。毎日でも食べたいね |
2020年2月16日 | ・反省をしている色が見えない、というご指摘は、私自身の問題だと反省している |
2020年4月 | ・ごみ収集に関わる方々への言葉を書いていただいてゴミ袋として使用してもらえれば |
2021年3月18日 | ・プラスチックの原料って石油なんですよね。意外にこれ知られてない |
2021年5月20日 | ・リモートワークが出来てるおかげで公務もリモートでできる |
名言集まとめでした。
SNS上では、勝手に変換されたり創作されたりして、小泉進次郎議員が発言したかのようなものがあふれかえっています。
たとえば、
「政治は無関心ではいられるが無関係ではいられない」
と小泉進次郎議員は言っているのに、SNSでは「政治に無関心であることは、政治に無関心のままでいられると思います」となっているケースも見られました。
当時の口調は軽い感じで
「名前を見ればわかる。自由があるのが自民党。自由がないのが民主党。自民党でよかったなぁ~」
初期の発言ですね。
「自民党に追い風はないんですよ。単純に野党の自爆能力が高い」は、自民党が280超の議席を獲得して圧勝したことに対して、インタビューを受けたときの発言。
「自爆能力」という表現がインパクトを残したようですね。
「30年後の自分は何歳かな」は、福島第一原発の除染廃棄物問題に問われたときのものです。
記者会見で「(環境大臣として)何か具体的に、今しようと思っていらっしゃることは?」と聞かれて、次のように長々としゃべった印象でした。
「私の中で30年後を考えたときに、『30年後の自分は何歳かな』と発災直後から考えていました」
意味ありげに聞こえる切り出しですね。
・「だからこそ私は、健康でいられれば、30年後の約束を守れるかどうかという、節目を見届けることが、私はできる可能性のある政治家だと思います」
具体的ではなく抽象的で、ポエム発言のパターンですね
「一緒にノドグロを食べましょう」の流れはつぎのように展開されていました。
記者:「(福島第一原発から出た汚染処理水の海洋放出に関して)韓国が懸念を示していることについて、風評被害を助長するこちにもなりかねないと思いますが…」
小泉進次郎議員:「小名浜の地元の組合長に、一緒にノドグロを食べましょうと(言いました)。そのときの喜んだ顔、うれしかったですね」
直接の回答になっていないので、ポイントがズレた感じになっています。
質問をした記者からは「ノドグロの話を聞いているつもりじゃない」と、ツッコまれていました。
・「(日本は)今のままではいけない。だからこそ日本はこのままではいけない」は、小泉進次郎構文と言われる表現の1つです。
同じことを繰り返すパターン。
「彼は善人だ。だから良い人だ」のような感じ。
これは「循環論法」(ループしてしまっている論法)ですね!という人もいます。
・「クールでセクシーじゃないと」は温暖化対策についての発言でした。
・「やっぱりステーキ食べたいですね。毎日でも食べたいね」は、一国の環境省のトップの発言としては「ふさわしくない」と批評されているものです。
失言と判定されるポイントは「牛」にあります。
・「反省をしていると言いながら、反省をしている色が見えない、というご指摘は、私自身の問題だと反省している」
同じことを繰り返すループパターンですね。
・「ごみ収集に関わる方々への感謝や激励の言葉を書いていただいてゴミ袋として使用してもらえれば」の続きは、「現場でごみを回収する作業員に大いに励みになると思います」でした。
これは、まじめに環境相として呼びかけた話です。
作業員さんはサッサと仕事たいでしょうとか、ゴミ袋はくしゃくしゃになるから文字は読めないという感じの反応がありました。
・「プラスチックの原料って石油なんですよね。意外にこれ知られてない」は、J-WAVEのラジオニュース番組での発言でした。
これは、「国民を馬鹿にしている」と炎上!
アンケート結果では「84%が知っている」と反論のようなものもありました。
富山県消費者協会・富山県消費生活研究グループ連絡協議会によるアンケートでは、1687人のうち1421人が知っていると答えたそうです。
・「リモートワークが出来てるおかげで公務もリモートでできるものが出来たというのはリモートワークのおかげですから、それも非常に良かったことだと思ってます。」は、虫垂炎で手術をして、退院後の話です。
これも、繰り返し構文ですね。
言いたいことは「病気をかかえながら議員活動をする議員にとっても必要なことだ」と思ったと率直な回答でした。
まとめ
今回は、小泉進次郎議員の迷言集を時系列でまとめました。
小泉進次郎議員の不思議な発言は、おもに2つパターンがありました。
1つは「同じ言葉を繰り返すパターン」、もう1つは「ポエム発言」と呼ばれる言い回しです。
熱い思いなのか、やさしさなのか、直感的なのか、面白いですよね。